石鹸シャンプーを使い続けると、どうなるか不安ではありませんか?
石鹸シャンプーを使い続けた経験がない方は長期的に使った時にどうなるのか気になるのではないでしょうか。
この記事では、石鹸シャンプーを使い続けるとどうなるのか、具体的に紹介します。
頭皮の状態が気になる方や添加物が入っていないシャンプーを使いたい方が参考になる情報も載せましたので、ぜひ参考にしてみてください。
石鹸シャンプーを使い続けるとどうなるか調べてみた
石鹸シャンプーを使い続けるとどうなるか調べてみました。
- 石鹸シャンプーを使い続けると髪の毛一本一本がしっかりしてくる。
- 石鹸シャンプーを使い続けると皮膚のトラブルが少なくなった。
- 石鹸シャンプーを使い続けると頭皮の環境が良くなってきたように感じる
これらのことについて詳しくお伝えしていきます。
石鹸シャンプーを使い続けると、髪の毛一本一本がしっかりしてくる
石鹸シャンプーを使い続けると、髪本来のハリやコシが出てきます。
- 髪が細くならない
- 抜け毛や薄毛の予防になる
- 一本一本がしっかりしてきて見た目のボリュームが出る
石鹸シャンプーは髪のキューティクルを溶かさないので髪が細くなりません。
また頭皮にダメージを与えないので抜け毛や、薄毛の予防にもなりそうです。
髪の毛を触ってみると一本一本がしっかりして、見た目もボリュームが出てきたように感じました
石鹸シャンプーを使い続けると皮膚のトラブルが少なくなった
頭皮や肌へのトラブルがほとんど解消されました。
ずっと体質なのかと思いこんでいましたが、石鹸シャンプーを使い続けたところ、一度もトラブルが起きていません。
- 石鹸シャンプーを使い出して三ヶ月ぐらいから頭皮にかさぶたができなくなった。
- 頭皮が赤くなったり痒みが出る事がなくなった。
石鹸シャンプーは頭皮や肌に対して刺激が少ないのでダメージを受ける事がなく、いつの間にか頭皮トラブルに気を取られることがなくなっていました。
石鹸シャンプーを使い続けると頭皮の環境が良くなる
使い続けてしばらく経つと頭皮が良い状態になります。
- 洗浄力がしっかりしているので頭皮が清潔に保てる
- 石鹸シャンプーは洗浄成分が石鹸なので頭皮を守る皮脂を取りすぎない
- 原料由来が天然油脂なので使い続けることで頭皮や髪が健康な状態になる
石鹸シャンプーは洗浄力が高いのでむずむずしたり、かゆみを感じる事が少なくなりました。
そして頭皮の皮脂を必要以上に落としすぎず、頭皮に負担がかかりません。
その結果、抜け毛が減り髪の量が増えたよう感じます。
石鹸シャンプーを使い続けることで頭皮や髪が本来の力を取り戻し、環境が改善されていくようです。
石鹸シャンプーを使い続けると良い理由
石鹸シャンプーを使い続けると良い理由は次の通りです。
- 髪・肌・頭皮への刺激・負担が少ない
- 年齢・性別を問わず使える
- 環境にやさしい
これらの理由をチェックしていきましょう。
髪・肌・頭皮への刺激・負担が少ない
刺激の少ない石鹸シャンプーは髪・肌・頭皮に優しいです。
- 原材料が天然系の油脂なので髪・肌・頭皮への刺激・負担が少ない
- すすぎ性が高く洗浄成分が肌に残らない
- 以前、頭皮や髪にトラブルがあり、石鹸シャンプーにたどり着いたという人もいる
髪の毛や頭皮はタンパク質が主成分なので、原材料が天然系の油脂の石鹸シャンプーは髪・肌・頭皮への刺激・負担が少なく、皮膚炎やアレルギーを起こしにくいとされています。
また、すすぎ性が高くお湯で簡単に落とせるので洗浄成分を肌に残さないため、皮膚トラブルは起きにくいようです。
頭皮のかゆみや湿疹、抜け毛、手荒れ、背中のニキビなどのトラブルが以前あり、石鹸シャンプーにたどり着いたという人もいます。
洗浄力はしっかりしているけれども、地肌や髪への刺激は少ないです。
年齢性別を問わず使える
石鹸シャンプーは頭皮や髪のキューティクルを守りつつ、汚れをしっかり取り除いてくれるので敏感肌の子どもから大人まで安心して使えます。
- 洗浄力が高く、洗い上がりがスッキリするので、スポーツで汗をかく人や男性におすすめ
- 頭皮や髪の汚れをしっかり落とせて、肌に優しいので性別・年齢を問わず使える
洗浄力が高く、洗い上がりがとてもすっきりするので、スポーツでよく汗をかく人や男性の方にもおすすめです。
肌に優しいので安心して子どもにも使えます。ただし赤ちゃんには赤ちゃん専用のベビーソープを使いましょう。
しっかり汚れが落とせて頭皮や髪を清潔に保ち、地肌や髪に優しい石鹸シャンプーは年齢性別を問わず、安心して使えます。
環境にやさしい
石鹸シャンプーの原料となる石けんは生分解性が高く、生態系への影響が少ない洗浄剤です。
- 石鹸シャンプーを使った後の排水はすぐに分解される
- 天然素材の油脂が原材料なので排水は微生物などの餌になり、自然に還っていく
- 泡切れが良いので、何度もいつまでもすすがなくて済む
- 環境にやさしいから、と使い続ける人もいる
石けんは使った後の排水が海や川に流れた場合、水中に含まれるカルシウムと結びついてカルシウム石けんという物質になり、これは「食用石けん」と呼ばれ、魚や微生物のエサとなり、自然に還っていきます。
また泡切れが良いので、シャンプーやリンスをすすぐのに大量のお湯を使いません。
肌に優しい上、環境にも優しいから、と石鹸シャンプーを使い続ける人もいるようです。
人と石鹸との歴史は長く、その長い歴史が人や環境への優しさを伝えてくれているような気がします。
石鹸シャンプーを使い続けるデメリット
石鹸シャンプーを使い続けるデメリットは次の通りです。
- 石鹸シャンプーに期待した効果が得られない
- 石鹸シャンプーが合わない
- 量販店や近くのお店で品揃えが少ない
これらの内容を確認していきます。
石鹸シャンプーに期待した効果が得られない
石鹸シャンプーに変えてもすぐに思ったような効果が出ず、がっかりする事があります。
- 髪の痛みがひどいと石鹸シャンプーの効果が出にくい
- 髪が長いと泡が行き渡らず思ったような効果を得られない事がある
- 髪に栄養を与えるものではない
- 合成香料を使用していないので香りがほのか
髪がダメージを受けていると逆に髪がギシギシしたり、まとまりが悪くなったりするようです。
髪の量が多かったり、長いとシャンプーの泡が行き渡らず、髪がギシギシしたり、ゴワゴワになる事があります。
石鹸シャンプーは髪に栄養を与えるものではないのでツヤツヤ、サラサラを期待するとガッカリしてしまうかもしれません。
頭皮や髪が本来の力を取り戻せてツヤツヤ、サラサラになる事は期待できます。
自然由来成分にこだわっていますので香りについて合成香料は使われていません。
植物オイル配合の優しい香りのタイプのものもあります。
石鹸シャンプーが合わない
石鹸シャンプーが合わない人もいます。
キューティクルは髪の毛の油分や水分などの成分を守っているのでキューティクルが壊れると、痛みの原因になります。
カラーやパーマで髪が傷んでいると、そうでない人に比べ石鹸シャンプーがうまくいかない確率が高いようです。
- ダメージを受けた髪は時間がかかる
- 使いはじめのカサカサや、きしみが続くと合わないとあきらめてしまう
時間がかかりますが、使い続けると頭皮や髪の状態が改善されます。
量販店や近くのお店で品揃えが少ない
近くの量販店やスーパーで石鹸シャンプーの売り場を見つけにくいように感じます。
石鹸シャンプーが買えるおすすめの場所は次のとおりです。
- 通販サイト
- デパート・大手スーパー・大型量販店
- 大手化粧雑貨店・ホームセンター
- 生協・自然食品店
お店の中で売り場が限られていて見つけにく事がありますが、通販サイトならいつでも購入できます。
石鹸シャンプーを使い続ける人におすすめの使い方
石鹸シャンプーを使い続けるためにおすすめの使い方は次の通りです。
- 石鹸シャンプーの正しい使い方に慣れる
- 泡タイプのものを選ぶ
- 石鹸シャンプー用のリンスとセットで使う
- 洗ったあとはしっかり乾かす
おすすめの使い方をひとつひとつ紹介します。
石鹸シャンプーの正しい使い方に慣れる
石鹸シャンプーの正しい使い方を知って、その効果を実感しましょう。
- 温かいシャワーやお湯で髪や頭皮の汚れをしっかり洗い流す
- 石鹸シャンプーが頭皮と髪全体に行き渡るようにたっぷり泡立てる
- すすぐ時は頭皮と髪を温かいシャワーでしっかり洗い流す
- 石鹸シャンプー用のリンスを髪全体になじませたらすぐに温かいお湯ですすぐ
最初に温かいシャワーでしっかり髪や頭皮をぬらして汚れを洗い流しておくと石鹸シャンプーが全体によくなじみます。
頭皮と髪全体に泡が行き渡るように石鹸シャンプーをたっぷりつけて洗いましょう。
髪が長い、量が多いなどでシャンプーの泡が少ないときはシャンプーの量を増やしてよく泡立てます。泡立ちが少ないと髪がベタつく原因になります。
温かいお湯で頭皮と髪をしっかりすすぎましょう。
シャンプーをすすいだあとは、すぐに石鹸シャンプー用のリンスを全体になじませて、同じようにしっかりすすぎます。
リンスは髪にまんべんなくなじんだらすぐに洗い流しましょう。髪や頭皮にリンスの成分が残らないようにしっかりすすぐ事が大事です。
髪がパサパサ、ゴワゴワするようならリンスの量を増やしてみてください。
石鹸シャンプーは洗浄成分が石けん主体ですので泡切れは良いですが、手を洗うのとは違い、頭は髪の毛が生えた状態なので、すすぎ残しのないようにお湯でしっかり洗い流すことが頭皮にとって良い状態を保つことになります。
石鹸シャンプーは泡タイプのものが使いやすい
石鹸シャンプーは泡タイプのものがおすすめです。
泡立てる時の髪どうしの摩擦を少なくできるので髪に負担をかけないでしっかり洗えます。
最初から泡立っているのでとても楽です。
しっかり泡立てて洗うことが大事なので泡タイプのものは使いやすいです。
石鹸シャンプー用のリンスを一緒に使う
石鹸シャンプーのみではきしむことがあるので、石鹸シャンプー用のリンスを使いましょう。
石鹸シャンプーは弱アルカリ性なので髪のキューティクルが開いた状態となり、これが髪がきしむ理由となります。
髪の元々の弱酸性に戻してキューティクルを閉じるために石鹸シャンプー用のリンスを使います。
髪が短くてもぜひ使ってみてください。
石鹸シャンプー用のリンスを使うと、きしみやゴワつきを防ぎます。
洗ったあとはすぐに乾かす
洗ったあとはすぐに乾かしましょう。
- 吸水性の良いタオルで水分をしっかり取る
- タオルでゴシゴシこすらないように乾かす
- ドライヤーは仕上げに使う
吸水性の良いタオルでゴシゴシこすらないように水分をしっかり取り、仕上げにドライヤーで乾かす事が髪に良いです。
キューティクルは髪が乾くにつれて自然に閉じるので、水分が多く残っていると髪を痛める原因になります。
髪や頭皮のために濡れたままにせず、寝るときはきちんと乾かしてからにしましょう。
石鹸シャンプーを使い続けた時によくある質問
パーマやカラーリングが落ちやすい
パーマやカラーリング後すぐに石鹸シャンプーで洗うとパーマやカラーが落ちやすくなりますので、薬剤が髪の毛に浸透して安定するまで、数日はお湯のみでの洗髪をおすすめします。
カラートリートメントやヘアマニキュアの色落ちが早いと言われますが、私はあまり感じたことがありません。髪の毛が伸びて染めていないところが目立ってくると染めるので、石鹸シャンプーのせいで、色が落ちた、と感じたことはありません。
パーマやカラーが落ちることは少なからずありますが、これは石鹸シャンプーだから、というわけではなさそうです。
石鹸シャンプーで洗ったあと、髪がきしんだりゴワゴワする
石鹸シャンプーで髪を洗うと指にひっかかりがあり、キシキシとした感じがします。
石けんは弱アルカリ性のため、髪のキューティクルが少し開き、髪同士が絡まりやすくなるので、キシキシ感じる時があります。
石鹸シャンプー用のリンスを使うとすぐにキューティクルが閉じてサラサラになります。
また髪がダメージを受けているとギシギシ、ゴワゴワしていると感じる事があります。
そのような時は、タオルで水分を取ったあと髪の毛先にヘアオイルをつけてケアをしましょう。
洗い上がりがベタベタする
シャンプーの量が少ないと汚れがよく落ちずベタベタになったり、シャンプーをよくすすがないでリンスをすると残った石鹸分がベトベトしたりすることがあります。
石鹸シャンプーはしっかり泡立てて洗い、洗ったあとはしっかりとすすぐようにしましょう。
まとめ 石鹸シャンプーを使い続けると 髪にも環境にも優しい
- 長く使い続けると頭皮や髪が本来の力をとりもどし、肌へのトラブルを改善・解消できる
- 昔からほとんど同じ材料で植物由来の天然成分なので直接触れる肌に優しい
- 成分である『石けん』は安全性が高く生分解性に優れているので川や海、地球に優しい
- 石鹸シャンプーの正しい使い方に慣れればずっと使い続けられる
- 従来のものよりどんどん使いやすくなってきている
石鹸シャンプーは汚れをしっかり落とす役割と頭皮や髪の毛を健康な状態に保つ効果があります。
商品があふれていて選択肢がたくさんあり、石鹸シャンプーは認知されにくいようですが、頭皮や肌や髪の毛に何かトラブルがあった時に思い出していただければ、と思います。
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